Funny Joy(ファニー・ジョイ)

ポンコツアラフォー女医の全くキラキラしてないブログ

2018年07月

最終回

そういや〜ヒドイ事もされたし
ヒドイ事も言われたし〜
なかみがいっぱいつまった
苦い苦いものっでっす〜〜(イェイ!)

夫は言いました。
私たちの存在は、楽しみに値しないと。

しかし、夫の言うことを100%は受け取りませんでした。
真に受けて悲しむ必要はない。何割かは強がりだろう。
嘘を暴かれたあとで、ばつが悪かったのかも。

夫の言葉よりも、夫の今までとこれからの行動をみて判断しよう。

あの夜、たまたま発した言葉よりも、数年家族として支え合った実績のほうが当然重いです。
つまり、200万ゲームに使ったのですが、夫の信用口座の残高はまだ残っていました。

「信用を積み上げるのは大変だけど、崩れるのは一瞬だ」という言葉があります。
でもこれは相手の素性が分からない場合のビジネスの話です。

夫とのいい思い出が全て台無しになった訳ではない。

スマホゲームと家族なら、夫にとって家族の方が大事なんじゃないかと見てて思います。

しかし、依存症の人は人生の最優先事項が依存対象(ギャンブルやゲームなど)になり得るのです。
そのためにはどんな嘘もつく。
倫理観がおかしくなってしまうのです。
本人も分かっているのにやめられない。

しんどいですが、夫もこの沼に片足?突っ込んでいるという事実は忘れてはいけないと思いました。

それよりもなぜこのような事が我が家に起こったか。
だんだんと私の中に気づきが生まれました。

課金厨の嘘つきくらいが私の夫にふさわしい
と私自身が思っていたのかもしれない。

鏡の法則をご存知でしょうか。
この世の全ては、自分の思考が反映されるというやつです。
自分の自分に対する扱いは、他人の自分に対する扱いと同じ。
つまり、自分の事を大事にする人は周りからも大事にされるし、その逆もしかりです。

私は愛される自信がなかった。
だから夫が釣り合うよう、私の設定したレベルにまで落ちてくれた。

というシナリオが見えてきました。

「こいつ何言ってんだ???」となった方、
「神さまとのおしゃべり」という本が分かりやすく書かれていますのでオススメしたいです。
(宣伝じゃないよ)

全て私が招いたことだ...。
私はそう感じました。

逆に悪いことしちゃったな!!!
自分にも、夫にも。

自己肯定感を高める、というのが当面の私の目標です。
難しいですけど。

夫の、他人に何も期待していないところや、他人と自分を決して比較しないところが好きです。
尊敬しています。


結婚したばかりの時は、夫のこういう素晴らしい面が分かっていませんでした。

課金はもう大丈夫な気がしますが、次やったら速攻で受診してもらうつもりです。監視も続けます。
あと、夫にとっては、私たち家族よりも実家のお母さんのほうが抑止力になってるので期待w

楽天的すぎますかね?

これでまた再発したら書くので笑ってください。望んではいないですけど。
元手のかかっているブログでした。

名付けて
200万円コント:(;゙゚'ω゚'):


おわり


夫、再発する

私「このお金、どうしたの?」
ある月、夫の口座から20万下ろされていました。
夫「ああ、ごめん言うの忘れてた。
オトンがデイサービスに週1回通うことになって。実家が色々物入りだから仕送りした。いい?」
義父は80歳のときから介護サービスを利用することになったのです。

私「もちろんだよ。大変だね。でもこれでお義母さんもきっと助かってるよね」
この時までは疑ってませんでした。

そして次の月、口座からまた10万引かれていました。

これは、間違いなくやってるな....。

何に使ったか、夫に聞かなくても分かりました。

すぐに夫のラインを見ました。
会社の、後輩の男の子がゲーム仲間なのは知っていました。

「いやー嫁に一回消されたけど、クラウドに上げてて無事復活できた!良かった!」
「○○(キャラの名前)出たー!」
5万突っ込んでガチャ回したったわーwww」
などの会話が残っていました。

ゲームアプリも、いつのまにか復活していました。

アプリを起動させるとログイン画面のところに
「ゲームでおかねをつかうときは、おうちのひとに許可(おゆるし)をもらおう!」
と注意書きが表示されました。

背筋がゾッ...としました。
子供が勝手に高額課金したニュースは知っていました。
その対策がこれかいっっ!!
お粗末すぎるやろ!!!
小さい子に分かるよう、ひらがなで書けばいいってもんじゃないだろう!!!!

要!!!規制!!!!!!
(そのゲーム、今は多少改善されているようです)

まぁうちは40過ぎたおっさんが自分の意思でやってることなんで、関係ないんですけどね。

このままだと我が家は沈没する。

でも離婚の前にすべきことがありました。

治療です。

ただ、やみくもに病院行けよ!と行ったところで夫が応じるとは思えません。

私はアマゾンで「ギャンブル依存症から家族を救う本」を震える指でポチりました。

この本、めちゃくちゃいい本でした。

今までの夫へのアプローチの仕方が間違っていたことが分かりました。

「あなた何を考えてるの」
「どうしてあなたはこんな事をするの」

あなた、つまりyouから始まるこの会話は相手を責めたりジャッジしていると受け取られるので、相手の態度はますます頑なになってしまいます。
私、今まで全部これでした。

それよりも私、Iから始まるメッセージで伝えるほうが有効らしいのです。

「あなたが何を考えてるか分からないから、私は不安になるのよ」
「あなたが嘘をつくたびに、あなた自身も本当は傷ついてるんじゃないかって私は心配なのよ」
などなど。
私の主観で言ってるんですよ、的な。
押し付けすぎない。

知識を頭に入れましたが、手足はまだ震えていました。
やはり夫が再び課金したことがショックでした。

震えながら本を読んでいる間にまた10万減りました。

もうやめてよおおお!!!!

一人で抱えきれず、夫の妹に電話しました。
普段あまり電話しないので、義妹は驚いていました。実はかくかくしかじか...

義妹「実家に仕送りなんてしてないと思います。母に聞いてみるね」
私「よろよろ宜しくお願いいしまままま」ほんとにこんな感じの精神状態でした。

義母に確認すると、仕送りは嘘でした。

義母からは息子が迷惑をかけて申し訳ないという旨のメールが来て、胸が痛みました。
私だって、義母に心配はかけたくありませんでした。

私は「今すぐ生活が困窮する額ではないのですが、続くのなら受診も視野に入れてはどうかと夫さんに言うつもりです。もし話し合いに応じてくれなかったら、一緒に説得するのを手伝ってもらえませんか」
とメールを送りました。
すぐに了承の返事が来ました。

意を決して夫に話しかけました。

私「また合わせて20万下ろしてたみたいだけど...」
夫「ああ、それはね...」
嘘の使い道、夫の作り話は聞いていて悲しくなりました。
愚かで卑怯で、情けない、でも大好きな夫の姿を見るのが辛い。
夫のことを、やはり尊敬していたい。

私「ゴメンやけど、ラインみちゃった。
後輩君と、ガチャの話してたのを...。実家にも仕送りしてなかったらしいね」

夫「......俺がスマホにロックかけないのは、見たいなら見れば、って思ってるから」
私「うん」

夫は格好つけてるのかな。追い込みすぎてはいけない。
でも腹を割って話すしかない。

私「このまま、課金をやめてくれなかったら、離婚になってしまう。
私は離婚したくない。依存症かもしれないから、私は病院に行ってほしいと思ってる」
夫「病院って、精神科?」
私「そう」

夫は数分黙っていました。

夫「なんかね...生きる楽しみがないんだよ。子供は可愛いけど、楽しみではない。
明日、ガラケーに変えてくる」

普段の穏やかな口調と全く違う、半笑いを伴って吐き捨てるような言い方に、少し動揺しました。

これもあとからじわじわくるパターンだ。
この時は悲しみを感じる余裕すらありませんでした。

これからどうすべきか、ばかり考えていました。

つづく


やり直す夫
夫はスマホにロックをかけていませんでした。

私「なんで昨日消したゲーム、またやってんの...!?」

夫は若干うろたえながら言いました。
「課金なしで、またイチからやり直そうかと思って」

私「イチからやり直さんといかんのは、私達夫婦のほうやろがーーーーッッッ!!!」

部屋着のまま、私は外に飛び出しました。真冬なのに靴下を履かずに外へ出てしまった。

昨夜の話し合いは何だったのか!?
涙は何だったのか!?

頭を冷やそう、と思いました。
赤ちゃんの寝てる部屋で夫婦喧嘩はできない。ズンズン早足で歩き、近所の公園のベンチにどかっと座りました。
息が荒くなるほど怒りを覚えたのは、生まれて初めてでした。

公園のベンチでがっくりうなだれ、フーッ、フーッ、と大きく肩で息をしている上下ピンクのフリースを着た中年女。
はたから見たら完全に不審者です。
通報されなくて良かった。

友達のライングループに公園で愚痴りました。
「うちの職場にも高額課金してる人、いるいるw」
「変なところでお金借りないように、保険証やパスポートも預かったほうがいいよ!」
平日の昼間にもかかわらず、共感してくれたり具体的なアドバイスをくれました。

裸足の寒さに負けて30分後に帰宅しました。泣く息子を、夫があやしているところでした。

私「...あなたのお母さんに、今から電話するわ」
夫「はぁ!?オカンは関係ないやろ!?」

今回のことで、夫が初めて大きな声を出しました。
なるほど、お母さんが弱点か。覚えておこう...。
夫「アプリを消せばええんやろ!!」
私「そうだよ、消せばいいの...」

疲れました。

この先、この人とやっていけるんだろうか?

優しい人だと思っていたけど、誠意が全くないじゃないか。
信用できない。
現時点では愛してるけど、そのうち夫のことが生理的に受け付けなくなるかもしれない。
愛してるけど、信じられない。

ふと思いました。
ああ、父と真逆だ。

父はモラハラDVで子供をこけしで殴る男だった。
でも家族のために働いて、私を育ててくれた。
お金を私達のために使ってくれた。
私は愛してないけど。

今まで、父には「感謝しなきゃな」と分かっていました。
学校を卒業したときには「お父さん、ありがとう」と伝えました。
でもこの日、初めて父に感謝することへの本当の許可が、自分の中でおりました。

次の日、娘と息子を連れて父の病室にお見舞いに行きました。
父は家庭で介護するのが難しい状態になり、2年ほど前から長期入院していました。

たまたま、母と下の妹、父の妹が同時にお見舞いに来ていました。
時々私も面会には行っていましたが、父は寝ていることがほとんどで意思疎通も難しくなっていたのでいつも短時間で帰っていました。

その日、父は珍しく起きていました。
私はいきなり大きな声で言いました。
「お父さん!!育ててくれて今までありがとう!!」
徐々に弱りつつあった父でしたが、別にここ数日が峠という訳ではありませんでした。
妹は「急にどうしたの?」と不思議そうでした。
父は「あ..ぐぁ...だー!」
聞き取れませんが何か言ってました。
父の妹が「リコちゃん!お兄ちゃんが、分かった、って言ってるわよ!」と言いました。

ほんまかいな。

それだけ伝えると私達は帰ろうとしました。
母が「せっかくだから、どこかで食事しようよ〜。その前に、娘ちゃん、冬物のワンピースでも買いに行こうか!」と
孫にデレていました。

結婚に反対していた母でしたが、初孫および初男孫パワーには抗えず、甘甘ババアと化していました。

150万をまた稼がなきゃなぁー。
私はアマゾンで「お金が宇宙から降ってくる的な本」を購入して熟読しました。
私はこの頃から、困難に直面するとアマゾンに頼るようになりました。

夫の機嫌が悪い日は数日続きましたが、二人で子育てしているうちにまた普段の感じに戻っていきました。

父を愛してないまま感謝することは可能だったように、夫を信じないまま愛することは可能でした。
注意深く見守ろう、と思いました。
愛してるから信じることができるはず、とか、
愛してるから理解してくれるはず、は
理想的ですが幻想です。
混同すると大変なことになります。
いつか突然ある日、夫のことが生理的に受け付けなくなるかもしれないけど、当面は大丈夫そうな気がしました。

そもそも私の金銭管理がズボラだったのも一因。記帳はこまめに。夫のスマホチェックもかかさず。

父はこの面会の3ヶ月後に亡くなりました。
衰弱していたのは分かっていたので、体の苦しみから解放されて良かったとすら思いました。
私は悲しくありませんでした。

そして1年後、また夫の通帳におかしな金の動きがありました。

つづく

我が家の修羅場の巻
夫「新しい通帳が出来た」
私「見せて!!!!っていうか、あなたが持っていたんでしょ!?!?」
夫「うん、そう!!ごめん!!!」

見ると、通帳は1ページしか記載がなく先月今月と15万ずつカードで引き落としがありました。
ちなみに夫の手取りは15万ほどです。

私「これ...スマホゲームの課金やろ!!おバカーッッ!!!」
夫「ごめんwww」
数ヶ月前、家族クラウドサービスで夫の課金領収書(1万円分くらい)が私あてにメールで届いたことがありました。
あの時は「こらっ、課金しないの!」と一言言って終わったけど、もっと追求すべきでした。

しかしここ2ヶ月だけの話とは思えませんでした。

私「クレジットカードの明細も見せてよ」
夫「明細はまだ実家に届くようになってるから...」
私「じゃあ実家に取りに行っていい?」
夫「いいよ」

義実家はとなりの市です。私が義実家に行こうとすると、夫は先回りして郵便物を全て回収していました。

私「じゃあウェブで明細みるから、ログインIDとパスを教えて」
夫「それは出来ない」
私「この際、もう隠し事なしにしてよ。お願い」

履歴を遡ってみると、多い時で月に40万、把握できるだけでも
合計150万ほどここ1年でゲームにつぎ込んでいました。
息子が生まれた日はさすがに課金していませんでしたが、1週間後からまた日に数万円使っていました。

私「すげーな」
夫「はい」
自分の脳みそのキャパを超えました。
怒りという感情は、すぐにはわいてきませんでした。

後からじわじわくるパターンだ。
私「話し合おう」
家族会議です。子供はもう寝ていました。
なぜ、こんな事をしたの?何考えてるの?
その場しのぎの嘘をたくさんついたね。
お金使ったのがばれないように通帳を隠して破棄したのはあなただね。
2人目の子供産まれたばかりなのに、どうして自分ばかり好きにお金を使うの?
手取り以上の額を使うなんて、あなたはゲームのために働いているの?
このお金で車が買えたやん。

夫は何を聞いても黙るか、うん、というだけでした。
話が全く進まない。

でも全てが明るみになって良かったと思いました。
夫のことを疑いながら連日夜中まで通帳を探していた時期が、私は精神的に一番きつかったからです。
大事な通帳を無くしておきながら夫を疑う自分が、申し訳なかった。
あの時落ち込んでいる私にかけてくれた優しい言葉は、私を救うためじゃなくて保身のためだったの?

そう伝えると夫が「本当に、ごめん...」と泣きだしました。

やっと言葉が届いた、と思いました。

私「もう、いいから。もう課金はしないでね。アプリ、消してよw」
夫「うん。もうしない」

目の前でゲームのアプリを削除してくれました。

私「これからも、夫婦で助け合っていこうね」
夫「うん、よろしくお願いします」

最後は2人とも泣き笑いの顔でした。
話し合いが終わった時は夜中の1時でした。

そして翌日。
夫のスマホをふと見ると、昨日削除したはずのゲームアプリがまたインストールされていました。

ファッ!?!?!?

私「な、な、な、何 これ....!?」

つづく

夫は多重債務者だった

前回の続き 生活費を入れない夫の財布をあさると、
消費者金融のカードが2種類出てきました。

私「このカード...何?」
夫「プラスチックで出来てるよw」
私「そうじゃなくて、結婚前に借金はないって言ってたよね?」

聞くと、20代のころ怪しい投資に勧められるがまま手を出し、大損したとの事でした。

私「なぜ話してくれなかったの?夫婦なのに。隠し事されると不安になるよ(涙)」

夫「もう少しで払い終わるから、自分だけでどうにかしたかったんだよ。心配かけてごめん」

理由が分かると少しだけ落ち着きました。
女や風俗じゃなくて良かった...。

これからは通帳印鑑とカードを私に預け、おこづかい制にするという事で話は決着しました。

夫の通帳をみると、数字の前に三角がついていました。
これ、知ってる...!マイナスの時出るやつ!
10万円くらいの借金がありました。三角は給料日に消えて、また出て...を繰り返していました。
せめて三角を消し去ろうと、夫の口座に入金しました。
気分的にはザオリク!です。

すると三角が消えたかと思ったのもつかの間、
待っていたかのように、何かのお支払いでザン!と数万円引かれ、また引かれ、
口座はまたマイナスになりました。

なに!?生き返らせても
ステータス「どく」状態なの!?


トホホ....
生活費を渡せないはずだよ...
またザオリクしました...

家計を預かるのはめんどくさいので嫌でしたが仕方ない。

1年弱育休をとったあと、フルタイム勤務に復帰しました。

しばらくすると夫の通帳に200万が振り込まれました。
驚いて尋ねると、借金がありつつも天引きの貯蓄はしていたそうで、それが満期になったのだと。
私「あやしいお金じゃないよね!?」
夫「きれいなお金ですww」

借金の利息のほうがどう考えても高いからいい方法ではなかったのかもしれませんが...。
とにかく、私と一緒になる前に手続きしていたことなので分かりません。
満期以降は、夫の口座に三角はつかなくなりました。
生活費は私の口座から出して、夫の口座は貯蓄用にしました。

そして娘が生まれた約4年後に息子が生まれました。
産婦人科の先生が「調子に乗るな」と言ったのに4年もあいてしまい、37歳で出産しました。
同じ産院でお世話になりました。

二人目の育児は楽だとよく聞きます。
一人目のときと違い母乳に挑戦したり布オムツを使ったり、少しでも楽な方法を模索しつつ産休育休を満喫しようと思っていました。

そして子育てに追われ、最近夫の記帳をしていないことに気がつきました。
夫のお金は少しずつ増えてるはず。

しかし、預かっていたはずの夫の通帳が見当たらない。
ポーチに入れて保管してたはず。どうしてないんだろう?
家中探しました。

夫に聞きました。
「あなたの通帳がないんだけど、知らない?」
「えっ、最近見てもいないけど。預けていたよね?」
私「ごめん、もう少し探してみる。でももし無くしてたら再発行手続きかけなきゃ」

使用済みの通帳しか手元になく、どうしても見つかりませんでした。

私「本当にごめん。あなたの通帳だけ無くしてしまった。自分のはあるのに」
疲れ切った私を見て、夫は優しく言いました。
「間違いは誰にだってあるよ。そんなに落ち込まないで」

しかし、この時私は夫の優しい言葉をありがたいと思うと同時に夫を疑っていました。
通帳を隠したのは夫ではないか?と。

再発行手続きをしてもらうよう、名義人である夫本人に頼みました。
しかしなかなか新しい通帳が出来上がらない。

銀行に電話をしました。
「通帳の再発行を頼んだと思うのですが、まだかかりますか?」
銀行「お受けしていませんが...」

もう、夫が完全に犯人やん。
銀行に謝って電話を切りました。

一人で号泣しました。

また隠し事している。
お金を使ったんだ。
それをごまかそうとしているんだ。

夫のことを私はすごく愛しているのに、夫は私に何回も何重にも嘘をつく。
怒ればいいのか、悲しめばいいのか、気持ちをどこへ持っていけばいいのか分かりませんでした。

一日中夫の気持ちを想像し、今後の我が家を考えました。
混乱し、日常の事が全く手につきませんでした。

つづく



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